年末の湘南は優しい風に包まれていた

年末の冬コミ帰りに行ってみたかった七里ヶ浜に足を運んだ

理由としては自分を形作ったであろう「青春ブタ野郎」シリーズの舞台となった地がここ七里ヶ浜だったからである。子供としては自分の生みの親の姿を一目見たいのは 当然の本能である。

実際に七里ヶ浜を訪れてみた感想

初めて訪れた場所が不思議と懐かしさを感じさせる奇妙だが安心するような感覚を受けました。この写真めちゃくちゃよくないか。夕陽をバックにした江の島が何とも写真映えする 砂浜を沿うように歩道が伸びていたため帰路の時間と相談しながら散策していたがその時の湘南の風はなんだかすごく優しいという他ないような気がしました。この記事を執筆して いるのは春の盛り3/23であるため少々の美化があるかもしれないがそれでもこの街に吹く風はやはり優しさを感じさせるものだったと思う。

駅からすぐのところで七里ヶ浜の蒼を拝むことが可能で、青ブタで主人公たちが通う峰ヶ原高校のモデルとなった七里ヶ浜高校も駅を出てすぐのところにあった。実際に聖地巡礼を 行ってみて気づいたこととしては虚構の中で描かれていた世界が現実にも存在したとき人間はノスタルジックや懐かしさを感じるということだ。まぁ、アニメでは同じような風景を 見ているからこの感覚が起こるのですが。地元を離れて、年末シーズンに実家に帰ったときに懐かしさを感じるというようなことは往々にしてあるがそれは幼少期や思春期といった 感受性豊かな時期に五感を通して感じ取った風景であるからであることは確かだが、アニメの風景は映像でしか見たことのないものであるにもかかわらずそこにノスタルジーを生み 出すのはアニメーションの力ゆえなのだろうか。